意識して取り組んでいこう
体が元気でなければ、効率よく働くことはできません。
毎日仕事に追われているとつい見逃しがちな健康管理ですが、少し意識するくらいの気持ちで体調を整える努力をするべきです。若い人は、睡眠時間が少なくても、過酷な労働をしていても、「まあ大丈夫だ」と過信しているところもあるでしょう。しかし、今は良くても、10年後にガタっと不調が訪れてくるのです。
健康管理は、どのように行うのが良いのでしょうか。それにはまず、規則正しい食事と睡眠です。交代制勤務の場合は、リズムを整えるのが難しいでしょうが、できる限り毎日同じ時間に食事や睡眠を確保することが大切になります。仕事の付き合いで暴飲暴食となることもあると思いますが、本来の体のリズムに戻せるように努めましょう。
毎日8時間以上の事務仕事をする人は、体をこまめに動かすようにして下さい。パソコン作業をする場合、30分に一度は立ち上がるようにしましょう。日本人は、世界で最も座り続けている国民で、それが体に悪影響を与えることも実証されています。
朝の朝礼で、ラジオ体操をしている企業も多いようですので、ラジオ体操は本気で取り組みましょう。たかがラジオ体操と甘く思ってはいけません。健康維持に大いに役立っているのを覚えておきましょう。週に一度でも良いので、軽く運動する時間も設けましょう。20代から徐々に衰えていく筋肉を鍛えることで、冷え性や成人病、骨の衰えなどあらゆる健康障害に効いてくれます。体もスッキリとして良い気分転換にもなり、またやる気が満ちて仕事に取り組めるようになります。今すぐ生活習慣を見直し、長く元気に働ける体作りをしていきましょう。